最近、近視進行抑制治療についての問い合わせが増えてきました。中程度の近視までは大人になってもそれほど不自由を感じることは無いですよ、と説明しています。問題になるのはいわゆる”強度近視”になる可能性がある児童の数が増えてきていることです。
 
 当院では既に低濃度アトロピン点眼、オルソケラトロジーでの治療を4年前から積極的に勧めていますが、最近では多焦点コンタクトレンズによる治療をする方も増えてきました。現在、累進屈折型ソフトコンタクトレンズ(2週間タイプ)とEDOF(焦点深度拡張型)ソフトコンタクトレンズ(1日タイプ)を用いています。両方とも診察は保険適応ですがコンタクトレンズは実費費用がかかります。

 特にEDOF(焦点深度拡張型)ソフトコンタクトレンズ(1日タイプ)は、条件がそろえば小学校高学年から使用可としております。ご興味がある方はお問合せ下さい(この情報はまだAI質問には対応しておりません)。
 

しんや眼科